カヤックフィッシングのカヤック選定について
今年の夏から始めようとしているカヤックフィッシング。
現在、その際に用いるカヤックについて非常に悩んでおります。。
本当に、悩み過ぎて禿げそうにございます。。。
記事のタイトルで偉そうなことを書きましたが、カヤック選定で迷いに迷っているのが現状です。
自分なりに調べたそれぞれのカヤックの特徴を書いてみましたので、私と同じように悩んでいる人がいれば参考にしてみてください。
候補に挙がっているカヤック
まず最初に、予算はそう多くは取れません。
そして、釣果よりも何よりも安全性を重視したい。
この2点を重点に置いた時、候補に挙がってくるカヤックは自然と絞られてきます。
まず最初に、最も安価で最もコンパクトな、その名も『コンパクトカヤック』。
有名釣りYouTuberが動画で使っているのが話題になった、あのカヤックです。
こちらのカヤックの特徴は、何といっても小さい事!!
なんと、無理をすれば軽自動車の車内に積める事ができるとか。
まぁ、海で使った後車内に持ち込むと、砂が大変な事になるようですが…
そして、コンパクトな割に通常のカヤックに比べ横幅がとても広く、抜群の安定性を生むとか。
後部にはエレキモーターや2馬力以内の船外機を装着することが可能(専用マウントが必要)で、カスタマイズ性に富んでいます。
船外機を付ければ、海の状況によっては沖に出て釣る事も出来るのでしょうか。
欠点としては、非常に小さく横幅も大きいため、スピードが出ない事。
それと小さいため浮力も弱く、海が荒れた時や潮が速い時は要注意!!
YouTube等で見ていると、このカヤックを選んでいる人は、ゆくゆくは船外機を付ける人が多い印象です。
その際は、アウトリガーを艤装すると安定感が増すようです。(ただし手漕ぎの際には邪魔になるようです)
次のように、アウトリガーセットのカヤックもあります。
続きまして、9ftの格安カヤック!!
こちらはオーソドックスなカヤックの形ですけど、全長が270センチとなっていてとても小さいカヤックです。
正直に言いまして、このカヤックが2番手候補です。
このカヤックの最大の特徴は、オーソドックスな小さいカヤックである事!!
これといった特徴があるわけではないのですが、標準装備も充実していて何よりも安い!!!
アウトリガーも容易に艤装でき、小回りが利くので沿岸を楽しむには適したサイズではないでしょうか。
長すぎないので軽自動車に乗せる際にも楽ですし、重量も軽いです。
最大のデメリットは、水漏れ!!
装備品の接着防水が甘く、シリコン等でしっかりとシーリングを行わないと、カヤック内部に水が浸入し文字通り沈没の恐れがあるとか。(怖すぎ…汗汗)
それと、小さいカヤックのため、安定性や浮力は低いのかなというのが容易に想像できます。
しかし、アウトリガーを艤装することで安定性はある程度確保することが可能になっており、この安定性を利用して船外機を付けてしまうツワモノも、YouTube等で見ることができます。(自己責任!!)
安定性が増す反面、長さ不足も相まってスピードがかなり落ちるようです。
潮の速い日は要注意です!!
コストパフォーマンスが最も高いかもしれない、10ftの格安カヤックです。
9ftの標準装備に加え、ラダーやアルミフレームシートなど、見た目も装備も豪華な内容に!!
長さは310センチと、前述の格安カヤックに比べ浮力と安定性が増している事でしょう。
勿論アウトリガーも艤装可能です!!
しかしこちら、問題は少々多いように感じます。
まずはラダーフレーム。
ちょっと手直しをしないとちゃんと機能しないとかなんとか。。。
そして、こちらも水漏れ問題は健在で、装備品結合部をしっかしとシーリングしないと、内部に水が浸入し命に係わる大変な事に。。。
最悪文字通り沈没します。
ここからは私の想像ですが、豪華な艤装が逆に仇となっている気もしています。
だって充実装備だから…。
ラダーシステムのラダーとフットを繋ぐヒモがカヤックの内側を通っているようですが、そのヒモを通している穴はシーリング不可能のようです。
カヤック内側なので深刻な侵入は起きないのかもしれませんが、ちょっと怖いなと感じました。
出典:バイキング オージー
バイキングカヤックから出ているオージーをご紹介。
長さは9ftと短めですが、計算された抜群の安定感と信頼の日本製を誇る頼れる相棒。
値段もバイキングカヤックの中では最もコンパクトで軽量、そして値段も安く、手に入れやすいのが特徴!!
勿論、水漏れの心配も不要です!!
しかし、シートやパドルなどの標準装備はなく、必要に応じては追加予算が発生することも。
また、アウトリガーも原則装着不可です。(但し、安定感抜群のため不要という話も?)
海で使うには少し心許ないかもしれませんが、信頼の日本製をお手頃価格で欲しい方にはいいかも?
出典:バイキング ニモ
バイキングカヤックから、ロングセラーのカヤックであるニモのご紹介。
艤装のアップグレードを繰り返し、益々使いやすくなっているかカヤック、ニモ。
長さは320センチと、海で使うなら若干小ぶりながら、そのコンパクトを活かした小回りと、バイキングカヤックの特徴の安定感から沿岸のカヤックフィッシングには最適な一艇。
オージー同様シートやパドルは別途用意が必要ですが、艤装されているロッドホルダーやハッチなど標準装備は充実しております。
こちらも当然ですが、水漏れの心配もありません。
安心と信頼の日本製カヤック。
長年愛され続けているのには訳がある。(はず)
値段が少々高くなるのが玉に瑕ですが、そもそも格安カヤックを比べているからそう感じるだけであり、一流カヤックメーカーと比較すれば十分格安とも言えます。
用途に合わせて選択してみてもいいのでは?
出典:忍 -SHINOBI-
最後に、大本命であるバイキングカヤック忍のご紹介。
釣り人が釣り人による釣り人のためのカヤック。
その名も『忍』。
日本の釣りの為に設計された、まさしくフィッシングカヤック!!
ロッドホルダーが6個、センターボックス等、至れり尽くせりの標準装備で、カヤック入門には文句なしの一艇。
当然ですが、水漏れの心配もありません。
全長が350センチと、今回紹介するカヤックの中で最も長く、浮力も大きい、スピードも一番速いのが特徴。(値段も…)
こちらもシートやパドルは別途用意する必要があり、値段も全部用意すると10万円超えと、最も高価…。
しかし、安全第一のカヤックフィッシング。
10万円で命が救われると考えれば、決して高い買い物ではないはずです。
この忍カヤックを使っている釣り人も多く、YouTubeでもよく見られますし、私の住んでいる新潟県でもカートップで運んでいる車を何度も目撃しているほど大人気のカヤック。
大人気には訳がある。
実績と信頼の間違いないフィッシングカヤック。
私は、やっぱりこれが欲しい…
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私が候補に挙げた6種類のカヤックを並べてみました。
正直私の中では、9ftの格安カヤックか忍カヤックの2つに絞られております。
一番欲しいのは、忍カヤックです。
理由はやはり、信頼性と安全面が最も高いという事。
命には代えられません。。。
アウトリガーが付けられない事に不安を感じていましたが、『【忍』の安定性で不安を感じるようでは、正直カヤックは乗らない方が…』と大変ご丁寧な回答をいただきました!!
逆に、アウトリガーは万が一転覆した際など戻せなくて大変危険でかつ、スピードが落ちることで更なる危険を招く恐れがあると、少し怖い説明を受けました。
バランスボールの上に立つ事が出来る私の体幹をもってすれば、安全な海の状況下では転覆の心配はなくても大丈夫かなと、少し自惚れてみたり…。。
問題は予算です。
当初、5万円しか予算取ってませんでしたので、資金繰りが大変になってきます。。。
しかし、繰り返しになりますが命には代えられません。
そして、安心して釣りに集中できるという状況は、満足感が全然違うと考えています。
どちらを買うかまだ迷っていますが、この記事を書いているうちに答えは出たような気がします。
同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。
閲覧ありがとうございました。
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