2024年4月29日、寺泊カヤックフィッシング
春の息吹がまだ肌寒い中、2024年のゴールデンウィーク、寺泊の海でカヤックを漕ぎ出しました。
4月29日、遅めの今年初釣行。
海の生命反応が全く感じられない中、どうにかサゴシちゃんを釣る事が出来ました。
- 2024年4月28日、5時00分~6時50分
- 波無し
- 風無し
- ベイトっ気全く無し
- サゴシ1匹
- カヤックは最高!!!
GW初釣り!カヤックで挑む寺泊の海
ゴールデンウィークの幕開けに、冷たい朝の春風を受けながら寺泊の静かな海を漕ぎ出しました。
何はともあれ今年初釣行。
最近の私は気持ちが弱い。準備をしても眠気と酒欲に負け、ついつい行かない事も多い。
この日は奇跡が起きて、ちゃんと海へたどり着いた。
ゆっくりと慎重に準備を行い、日の出と同時に無事出船。
穏やかな海の上。
新たな釣り年のスタートを切る絶好の釣り日和です。
カヤックの安定感と静寂を楽しみながら、久々のこの浮遊感とワクワク感を楽しみました。
魚探が捉えたのは…何もなし!
この場所は、水深5mを過ぎると、穏やかな砂地が続きます。
魚探の反応を頼りに、砂地に出てからベイトの反応を探しました。
魚探の画面には海底の様子だけが映し出され、魚の反応は一切なし。
まるで海の生き物たちが一斉に休暇を取ったかのような静けさ。
魚探には、少しづつ深くなる水深と、穏やかな海底のみが表示され、とてもとても代わり映えの無い画面が映し出され続けました。
ガチで死の海過ぎる…。
ベイト、どこにもおらんぞ!!?
潮目を目がけても何の反応も無し。
はるか沖に見える漁船は真鯛の船でしょうか。
あそこまで行くのは、果たして何キロ漕ぎ出せば…??
死の海に残された私はパドリング練習に。。。
魚探の反応を見ながら沖へ相変わらず漕ぎ続けます。
その時間、約30分。
疲れないように、ゆっくりと、そしてパドリングのフォームを確認しながら…
沖合い2キロ付近。水深は20mくらいです。
多分、今までで一番漕ぎました。
こんな沖合い、初めて来たわ…。
流石にこれ以上はやめておこう。
水深20mくらいあれば真鯛が釣れるらしい。
そんな事も僅かに期待していたんですが、その夢ははかなく散る事に…。
この日のベイトはどこにいたのでしょう…?
本当に”死の海”とはまさにこの事。
この2キロ付近を最終点として、後は戻る事に。。。
今日はカヤック初釣行。
慣らし運転とパドリング練習や!!
そんなことを考え、ボウズ逃れで用意した虚しいジグサビキをボトムに落とし、数回しゃくり上げた。
ガツンッ!!
ふぉえ??
奇跡のサゴシ、ふとした瞬間に
今まで出たことがないような、自分でもビックリな変な声が出た。
ベイトが全くない中での突然のヒット!!
ベイトがいない=底物!?
美味しい!!???
ヒラメ?マゴチ?ホウボウ?カナガシラ??
とにかく魚の反応。
底物を期待していたが、意外と結構走る。。
サゴシかも…
予感的中!!
上がってきたのはサゴシ君。
いやでも、こんな死の海の状況で釣れてくれただけでも感謝。
ベイトがいなかったのに、本当に何でいたのでしょうか…。
ここからが悩みどころ。
持ち帰るか、リリースか…。
妻の声が脳裏をよぎります。
サワラは要らないからね!
臭いから!!
サゴシの味噌漬け、絶品です!
悩んだ挙句、結局サゴシはキープする事に。
だって、今年の初釣果。
帰宅後、早速釣ったサゴシを処理し、味噌漬けにする事に。
捌いている途中、釣り人恒例の胃袋チェック!
え!!?
砂しか喰ってないやん!!!
まさかの胃袋は砂と小石だけ…。
きっと海底に沈む僅かなアミとか甲殻類を食べていたのではないかと推測します。
そんな中、突如として現れたブレードジグのキラキラに飛びついてしまったのかと…。
うむ、哀れな最期であった…。
味噌漬けは美味しくできました。
子供達も喜んでくれました。
めでたしめでたし。
まとめ
サゴシをキープしながら思ったことがあります。
何故、この2年釣れなかったのかと。
サゴシを粗末に扱い過ぎたのだ!!
思い返せばここ10年くらい、サゴシはハズレと考えていた。
釣ってはリリース。要らないからリリース。喜ばれないからリリース…。
何度釣ってもリリースばかり。
聞くところによると、サゴシは弱い魚でリリースしても生きのびれない可能性が高いらしい。。。
その話が本当なら、果たして何匹のサゴシの命を無駄にした事だろう…
サゴシの祟りじゃ!!
今年から、釣れたサゴシは全て美味しく頂き、キチンと供養してあげようと誓いました。
また頑張ります!!
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