この土日、私は珍しく釣りに行かなかった。
いや、両日ともにアラームを掛け、そして起きたのだ。
『眠たい…。寝よう……。』
モチベーションが上がらないのは、下手だからなのかそれとも…
海水浴で、家族サービスと調査
釣りには行かなかったが、家族で海水浴には行った。
4歳と5歳の子供にとっては海水浴デビューだ!!
ホームポイントとしているエリアのほど近い海水浴場。
子供の安全が最優先だ!!(子供はライジャケ着用)
最初に驚いたことがある。
『ぬるい…』
私は水泳選手として20年以上の経験があり、体内水温(体内時計からの造語)には、人よりは自信がある。
もうかれこれ5年はプールに入っていないが、体に蓄えられた脂肪さえ邪魔をしなければ、身体に染み付いたこの体内水温でまだまだ検知できる自信はある。
体内水温の一覧表を、参考までに下記に記しておくことにしよう。(落水時の参考にもなるでしょう)
今回感じた水温は、紛れもなく28度だった。
つまり、魚を釣るには熱すぎる。
基本的にぬるいのだが、局地的に水温の変化を感じることもできた。
それは、ボトム付近。
部分的にくるぶし付近まで水温が低い場所がある。
しかし、多くの場所ではボトムまで、いや、ボトムにある砂の部分までぬるいのだ。
ほんの局地的に、だ。
足検知には自信がないので水温は分かりかねるが、その場所は明らかに冷たい。
ボトムにある砂、その中までしっかりと冷たい。
湧き水が出ているのか海流による影響なのか、暑い時はボトムのこういう付近に魚が溜まるのだろうと、容易に推測することが出来た。
もう少し色々と調べてみたい。
子供の身の安全が最優先だ。(子供はライジャケ着用)
ホームエリアから近いこの場所。
近いというより、最早、横並びだ。
地形の変化も酷似しているに違いない。
今度はミノーが届くだろう思われる距離まで、子供をおんぶして泳いで行ってみることにした。
子供も『深い所まで行ってみたい!』とルンルンだったこともあり、妻からの冷たい視線を回避することが出来た。
危険が伴うこの調査。
子供の身の安全が最優先だ。(子供はライジャケ着用)
驚いた。
予想では50m位先で2mくらいの水深になっているだろうと考えていた。
しかし、結果は顔を出してギリギリ足が付くくらい、つまり1.6mくらいだ。
しかも、この深さは沖合30mくらいからほぼ変わらなかった。
ブレイクといえば、波打ち際のほんの先。
0センチから50センチくらいにカクンと落ち込む場所。
このエリアで波打ち際にヒットが多いのは、やはりこういうところに理由があることが分かった。
もう少し、出来れば水深2mくらいの所まで行ってみたい。
子供に『もう少し先行く?』と聞いたが、『怖い』ということだったので引き返すことにした。
出来ればメタルジグが届く距離、つまり100m沖くらいの距離まで行きたかった。
仕方がない。
子供の安全が最優先だ!(子供はライジャケ着用)
最後にウネリだ。
当日はベタ凪だったが、少しだけウネリがあった。
このウネリ、腰くらいの深さまでが影響が強く、それよりも深くなるとほとんど感じなくなった。
子供が遊んでいる姿を確認してみると、やはりウネリの時に大きくバランスを崩していた。(子供の安全が最優先だが…)
ベイトへの影響は分からないが、体の小さな魚は波打ち際ではステイすることは出来ないだろうと想像した。
つまりこのエリア、身を隠すブレイクは波打ち際のすぐそこにあるが、波が高いと安定できない。
ベイトは流されて一箇所に貯まる。
だからシーバスが釣れるのではないかと。
ホームエリアでの調査の結果
真夏にここが渋い理由も分かってきた。
単純に熱いからだ。
しかし、ピンポイントで冷たい水が出ている場所もある。
ここには魚が溜まるはずだ!!
この時期にホームエリアで粘るなら、ボトムに絞ってランガンが1番効率的なのかもしれない。
ランガンしながら、水温の低いエリアを探すということ。
後は背後にある川達の流れ込み周辺か。
『通うことが大事』という、ただの意地
私は今年、昨年見つけたこのホームポイントに、釣れなかろうがボウズを喰らおうが、どうせ釣れないじゃんと言われようが通い続けている。
別に穴場でもなく、中越地方ではごくごくメジャーなサーフ。
いつも釣れるわけでもないが、条件が重なった時、非常に爆発力がある。(昨年、この目で見ている)
ほぼ必ず誰かがいて、釣れてるか釣れていないかの状況も確認しやすい。
家から最も近く、気軽に足繁く通う事ができる。
そして、ここを知れば何かが分かるかもしれないと信じているからだ。
しかし、まだまだ知らないことも沢山ある。
釣れるポイントであることは、もう既に分かっている。
これからも、頑張ります!!
海は本当に危険だという事
なお、私は小さな子供と一緒に色々と調査をしたが、大変危険なことであるので絶対にマネはしない方が良い。
私は、海で人命救助が出来る資格を保有している。
また、自慢になってしまうが、私は普通の人よりも泳力がある。(県大会優勝・北信越大会優勝、日本代表選考大会出場等)
普通の人よりも『泳ぎ方を知っている』という言い方の方が正しいかもしれない。
子供が溺れても絶対に助けられる自信はあるが、それでも安全のため、子供にはライフジャケットを着用させた。(子供はスイミングに通っていて、一応泳ぐことが出来る)
水は怖い。
水の怖さを、恐らく誰よりも知っている。(現役時代、死の淵に行ったこともある)
海は舐めない方が良い。
でも、やっぱり海は楽しい。
そして、私は海が大好きだ。
だからこそ、安全に楽しく遊びましょう!!
==使用タックル==
ロッド:20スワット SW932S-LML
リール:18ステラ3000MHG
コメント
コメント一覧 (4件)
大会優勝って、本当にすごい事です。
「レベルが~」とか「出場選手が~」とかいろいろ言ってくる輩もいますけど、持ってる人しか獲れない事だと思っています。
努力があり実力がつき、初めてそこに運が乗っかって来て達成出来る事だと思っているからです。
体内水温についても勉強になりました。
なんか今までイジってすみませんでした。
「子供の安全が最優先だ」が
最後の方には、
「地形の調査が最優先だ」に聞こえましたが気のせいですよね・・・
ジンさん
何か、偉そうに書いてすみません…。
確かに、私は誰にも負けないくらい努力していた自信がありますし、そして自分の競技成績にも誇りを持っています。
しかし、それで釣りが上手になるわけでもないので、これからもどうぞイジってやってください!!
その方がきっと喜びます!!(何故か他人事)
注意喚起するには説得力が必要と思ったので、自分が近隣5県で一番速かった人間と言えば、それなりに説得力も出るかなと安易に考えてしまって…。
海水浴でも釣り場でも、海を舐めてるなと感じる光景を多く見受けられ、とても憤りを感じます。
自分はもとより、子供まで危険に晒すなど言語道断と思っています。
無論、地形調査を最優先にしたつもりはございません。
それは、結果論でございます………w
「今までイジって~」と言いながら最後にイジらせていただきました(^^)
これからもどんどんツッコんでいくつもりでございますm(__)m
確かに港などに様子を見に行ったりすると思う所はあります。
子供の興味は無限大で高い所に行けば絶対に下を見たくなるものだし、大人の真似をして仕掛けの付いた竿を振り回したくなるものです。
周りの方に迷惑にならない、安全が確保された状況では失敗させて体験させる事も必要だと思っていて、そんな時は目を離さずあらゆるシミュレーションをしてすぐ動ける態勢をとっておきます。
人が持つ危険を察知するセンサーは口で教える事は出来ないと思っています。
今の世の中の人の動きを見ていてもセンサー付いてねーのかと思う事が少なからずありますから。
引き続き、ご指南の程よろしくお願いいたします!!
おっしゃるとおり、冒険させるのも大切なことだと思っているからこそ、親側のセンサーも敏感でないといけませんね。
ちなみに、今日もボウズでした。
いずれ記事にしますが、いい加減、ホームに見切りを付ける時期が来たのかもしれません…
しかし、沖の方でシーバスボイル、手前に1匹の捕食シーバスの確認、更に2バイトあったので、なかなか踏ん切りが付きません…。
濁りベイト共に激アツな条件が揃っていたにも関わらず渋かったことを考えると、やはり見切って良いような気もしますけどね。。。
難しい……。
難しいものです…。