もうすぐ開幕!?ハタハタパターンについて考えてみる(シーバス、ハタハタパターン)

目次

ハタハタパターンについて考えてみた

新潟県に住むシーバスアングラーであれば、誰もがこの12月はソワソワするものなのではないでしょうか。

そうです!!
もうすぐ新潟におけるシーバス祭り、ハタハタパターンの開幕です!!

かくいう私、ハタハタパターンのシーバスは2度しか釣った事が無く、ヒット数も数え切れる程。
しかもここ2年は釣りにすら行っていないというヘタレぶり。

昨年今年と、そもそもシーバスをキャッチした本数すら極僅かであることから、『お前が言うな』と多数のご意見がある事も百も承知。

しかしです!!
釣れないから色々と勉強してみました。

今年は新潟県のハタハタパターン、果たして盛り上がるのでしょうか!!?

ハタハタパターン開幕!?
  • ハタハタを食べに来たシーズナルパターン
  • クリスマス頃~小正月頃までのうち2週間程度
  • ここ数年は不調続き
  • 中越よりも柏崎~上越地方が毎年好調
  • ルアーは大きければ大きいほど良いという噂も存在
  • 防寒対策は必須

ハタハタとは?

まずはじめに、ハタハタについて知っておかなければ話になりません。

ハタハタとは、オホーツク海から島根県沖の推進550m以浅に生息する深海魚です。
冬になると産卵のため浅瀬の沿岸部に大量に押し寄せてくることが知られており、その産卵場所は秋田県沿岸であることが全国的に有名。
秋田県の県魚でもあり、秋田県民からは昔から愛されてきた魚である。(別名:カミナリウオ)

大きさは最大20センチ程度で背中は茶色で斑点模様、腹側は白い。

接岸する時期は産卵期であり、メスの個体には卵が入っている。
卵の大きさは直径3mm程でピンク色をしており食用になる。
卵は『ぶりこ』と呼ばれ、弾力があり噛むとプチっと弾ける。
独特の粘り気があるが臭みはあまりない。

適水温は3~4度程度で、水温が12度を下回る頃に接岸が見られるらしい。
14度以上になると生きていけないとされる説があるらしい。

ハタハタパターンとは?

デカければデカいだけ良いと言われた…

ハタハタパターンとは、ハタハタの接岸に伴い発生するシーバスのシーズナルパターンの一つ。
新潟県のハタハタパターンが全国的に有名。

ハタハタに狂喜乱舞するシーバスは、そのベイトのサイズに合わせるように巨大な個体が多く、アベレージサイズがランカーサイズなんてこともザラ。
70センチのシーバスが『小さい』と笑われる始末。
群に当たればランカーサイズを一晩に10本以上キャッチしたなんていう夢物語も現実に起こるかもしれない。

ルアーサイズは15センチ以上のビッグミノーが一般的で、大きければ大きいほど効果があると言われたこともあるくらい。
近年、各ルアーメーカーがこのビッグミノーを多数リリースしており、ルアー不足に苦労する事は少ない。(ルアー選びに悩むことは多いにある)

ポイントは、ハタハタが産卵床にするホンダワラ等の海藻が生えているエリアや岩礁エリア周辺。
ハタハタパターン開幕情報が入ると、熱心なシーバスアングラーは必ずと言っていい程ポイントに殺到するため、ポイントを知らなくても海岸線を車で走っていればある程度見つける事が出来る。

釣れる時間は夜~明け方前の暗い時間が多く、凪よりやや荒れている方が釣果情報は多くなる。
水温は13~14度で、12度を下回るとハタハタパターンは閉幕するらしい。

ハタハタパターンの個人的見解

ここまではハタハタパターンについて調べてみると出てくる一般的な情報です。
では、これらを考慮した個人的な見解を以下に書き綴ってみようと思います。

あくまでも釣れないヘボ釣り師による個人的な見解ですので、間違いが多数あると思います。
その点は悪しからず…

ひでごん

全てヘボ釣り師の考えです。。。

なぜ新潟県が有名なのか

まず、新潟県が有名なのかです。

ご存じのように秋田県では県魚に指定されるほど有名なハタハタ。
それなのに何故、新潟県で盛り上がるのでしょうか。

それは、ハタハタの接岸する数が少ないからだと個人的に考えます。

秋田県では大漁に接岸するハタハタも、新潟県ではそれほど多くはありません。
秋田県でもシーバスは狂喜乱舞しているはずですが、ハタハタの数が多すぎてルアーに反応するシーバスは少ないのではないかということです。

新潟県ではそれほど大量には接岸しませんから、大きいルアーがよく目立ちパターンとして成立するのではないでしょうか。
『大きければ大きいほど釣れる』所以はここにあると考えています。

水温の関係

ハタハタは3~4度という超極寒の中で生活する深海魚で、14度以上になるとハタハタは生きていけないようです。
そして、ハタハタパターンの開幕は14度以下になると始まると言われています。
この14度の境界が、新潟県ではクリスマス前後の時期となるわけです。

しかし、シーバスの適水温は14度~18度となっている場合が多く、12度を下回ると活性が一気に落ちるようです。
12度を下回るのが1月10日頃。
ハタハタパターン閉幕の時期とちょうど重なります。

例年、ハタハタパターンは開幕直後が最も盛り上がりを見せます。
つまり水温が14度の時です。

深海より接岸したハタハタは、冬の荒波で揉まれ身動きがあまりとれません。
更に水温が14度という高温だと次第に弱っていってしまいます。
シーバスにとって14度いうのは高活性ギリギリな水温ですから、行き絶え絶えのハタハタは格好のターゲットに見える事でしょう。

12度になるとハタハタもギリギリ元気を保てる水温となり、シーバスは活性が落ちる。
つまりハタハタパターンの終焉の合図となるわけです。
例年だと1月15日前後。
これ以降、新潟県のシーバスゲームは、雪解けが落ち着く5月までオフシーズン迎えるというわけです。

荒れた天候

写真はイメージ

ハタハタパターンで盛り上がりを見せるのは、決まって波高が1m~1.5mくらいのやや荒れた天候の時です。
実はこれも理由があるのではないかと考えています。

私の仮説では、シーバスが捕食できる下限の水温とハタハタが接岸にやってくる上限の水温には、1~2度の乖離があります。
この差を埋めてくれるのが、荒れた波なのではないかということです。

産卵のために接岸したハタハタは、水温が12度以下の層や潮の中で群れているはずです。
逆にシーバスは14度以上の層や潮の中でベイトを探して回遊しています。
凪の状況ではこの2つの層は混ざり合う事はありません。

しかし、それが荒れた天候ではどうでしょう。
2つの層は簡単に破壊され、海の中ではぐちゃぐちゃに混ざり合っている事でしょう。
この瞬間が、シーバスがハタハタを捕食できるタイミングなのではないでしょうか。

狙い目は大潮周り

ハタハタが接岸するのは夜です。
諸説ありますが、この接岸の現象はホタルイカが接岸する現象と似ているのではないかと勝手に考えています。

それと同じであれば、最も熱いタイミングは新月の大潮周り。
ついでにいうと、ホタルイカは大潮より2日前の若潮が個人的に最も良い思いをしています。
ここまで同じとは思えませんが、一つの参考になるのではないでしょうか。

今年の潮汐を確認すると、新月大潮は12/22~24。
このタイミングは夜中に大きく潮位が下がる予報です。
27日以降は日中に潮が大きく動くので、潮汐的にはあまり熱くありません。

ちなみに、思い返すと私は満月の潮周りでしかハタハタシーバスは釣れていません。
満月の大潮は1/5~1/7です。
こちらも夜中に大きく潮が動きます。

どちらかのタイミングでハタハタパターンが開幕するといいですね!!

まとめ

釣れた事がある数少ないハタハタシーバス

いかがでしょうか。
ハタハタパターンについての見解を書いてみました。

科学的な根拠は全く分かりません。
全て私の個人的な憶測ですが、そういう思考でいれば釣りは楽しくなる。

そして、気になる2022年度のハタハタパターンの動向は・・・
分かりません!!
ハタハタパターン開幕してくれるといいですね!!

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