寺泊カヤックフィッシング!ランカーマゴチと強制終了【2024年釣行記 Vol.10】

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2024年6月22日、寺泊カヤック釣行

2024年6月22日、寺泊へカヤックフィッシングに行ってきました。
ここ新潟県、来週から梅雨入りという事でカヤックフィッシングはしばらくお休みの予感。
6月最後のカヤックという事で、気合を入れていました。

結果はランカーマゴチと強制終了。

自然は怖い。
無理はしてはいけません…。

釣りデータ
  • 2024年6月22日、4時30分~5時00分
  • 波有り
  • 強風
  • ランカーマゴチ
  • 荒天につき強制終了
  • カヤックは怖い!!!

真鯛とブリ狙い

とある釣果アプリを閲覧中、寺泊界隈でのカヤックフィッシング釣果が載っていました。
ブリと真鯛が釣れています。
釣れた水深を聞いてみると、15m程だったとか。

私はパドリング技術がまだ高くない為、2kmまでしか沖合に出ていませんが、15mはその範囲内。

ひでごん

明日はブリと真鯛だ!!

天気予報アプリによると、朝マズメは風は無い予報。
9時から少し強くなる。
つまり、風が吹き出したら帰る合図ということ。

さあ、行こう!!

砂浜からエントリー、爆風…

エントリー予定の砂浜。

ひでごん

え!?爆風なんやけど…

アプリで再度確認するも、やはり風が吹く予報にはなっていない。
海況はまだ凪状態。

ひでごん

これから風は落ち着くのか?
今の状態なら出れそうだけど…

とりあえず準備をしながら風が収まるのを期待する。
期待というよりお祈りに近い…。

準備完了!!

ひでごん

風強ッ!!
15mまでは行けないや…。
5m付近にいよう…。。。

急遽作戦変更!!
こんな風の中で沖には出れません。。
沿岸で風が収まるのを待つことに。

いつものエソからスタート!

とりあえず無事出艇。
しかし、向かい風が強く、パドリングの水しぶきが襲ってくる。
うねりも少し出てきた。

ひでごん

これ怖いぞ!汗
遠くに出ないようにしよ…。

この時はまだ岸向きの向かい風。
最悪の事があっても帰れなくなることはなさそう。

という事で、出艇から5分の水深3mほどの沖。
ナブラからサゴシが飛び出している。

ひでごん

生命感はある!!
この辺から始めてみよう!!

ルアーはいつものVJ-22
軽くキャストでリトリーブ。

お魚

ググン!!

ファーストヒット!!
最初のお魚は…

はい、最早定番のいつもの!!
速攻リリースし、もう少し沖へ行くことに。

ランカーマゴチ、そして流される。。。

水深5m付近。
岸からの距離は約700m
魚探の反応は無いが、ナブラは定期的に立っている。

ひでごん

この辺でやってみよう。
それにしても、風が横風に変化している気がする…。。。

嫌な予感…。
とりあえずパラシュートアンカーを落とそうと決意。
その間、VJを真下に落としてボトムを流していようと思っていた。

お魚

ガツンッ!!
グリグリグリーーー!!

まさかの落ちパク!!
しかもエソとは違う引きな気がする。
首をよく振るし、メッチャ重い!!

ひでごん

デカいかも!!
でもアンカー落としたいのに…!!

上がってきたのは60センチのランカーマゴチ!!

ひでごん

デカイ!!
でもアンカー…。。

写真撮る余裕なかったので、帰艇してから…

無事にタモでランディングを行い、急いでストリンガーに繋げる。
写真すら撮る余裕は無かった…。

ひでごん

ヤバイ、タモに絡まっている…

急いでいる時は大体こうなる…。
アンカーも落とせず、タモからマゴチを取り外す。
それと同時にストリンガーへ。
そしてアンカーを落とすも、今度はアンカーが絡まる。。。
アンカーをいったん中止し、タモと絡まっているフックを外す。

ひでごん

結構激しく絡まっている…

絡みを解消する事5分。
魚探に目をやると、岸とは平行に2~3キロのスピードで流されている。
出艇場所ははるか遠くに…。

ひでごん

これ、もうダメだろ!!汗

心が折れた瞬間だった。
オンショアの風ならまだしも、この横風は危険。
更にこれ以上荒れたら、もう帰るのも不可能かもしれないだ。

という事で、このタイミングで強制終了!!
恐怖の帰路航海となるのだった。。。

あれ、何かエソが掛かってる…

時速3キロのノロノロ帰路の旅

アンカーを落とそうとしていた作業中、水中にあったルアーにエソが飛びついていたようだ。
でも、ここでエソと相手して、フックを外すのに時間が掛かり、更にどこかへ流されるのがとても怖かった。

ひでごん

エソは無視!!
帰るの優先!!!

エソを泳がせたまま、私は帰路に就く。
爆風向かい風。
体感大きなうねりが、真正面から襲ってくる。
カヤックはそのうねりに乗り、時々大きな水しぶきを上げている。

魚探のスピードは、時速3キロ前後。
私は巡航5~6キロくらいだから、風の影響と相殺されるとそんなもんだろう。

ひでごん

遅いなぁ~。怖いなぁ~~。
でも一応進んでる…。

ゆっくりでも漕ぎ続ければ帰れない事はなさそう。
今の状況なら!!
ここから更に風が強くなったら…

そんな恐怖と闘いながら、ノソノソ漕ぎだす。

遠くの方には同じカヤッカーが見える。
同じように帰る途中なのだろうか!?
どうかご無事で!!

漕ぎ続ける事15分ほど。
この15分が私にとっては長かった。。。
うねりと平行にならないように、少し角度を付けながらのパドリング。
大きなうねりにも備えなければならない。
神経も体力も使う恐怖の帰路。
砂浜が近づいてくる安堵感は、今でもまだ覚えている…。

無事に砂浜に帰着。
繋いだままだったエソは、砂浜から優しくリリースしてあげました。

これにて納竿!
強制終了!!

陸から見ると穏やかなんだよな…

まとめ

怖かった。
まだ釣りは続けられただろうけど、流されれば帰るのにさらに時間が掛かる。

そして風がさらに荒天したらと考えた時、私の計算は『帰る』だった。

後悔はない。
だって無事に帰れるのだから。
しかもランカーマゴチ付き。

ちなみに、マゴチの出汁から取ったマゴチ飯を作ってみました。
美味過ぎて神でした。
マゴチは強烈な黄金色の出汁が出ます。
またマゴチ飯を求めて、マゴチを釣りたくなりました!!

暫くはカヤックはお休みかもしれないが、今度はシーバスを狙えるかもしれない。
また頑張ります!!

使用したタックル

ムーンショットBS S610M

21アルテグラ C3000HG

よつあみ X-braid アップグレード 1.0号

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