シマノ、21クロスミッションBB S66ML-S購入
このところカヤックフィッシングの魅力に取りつかれたヘボ釣り師こと、ひでごんと申します。
小学生のころの記憶、お盆でおばあちゃんの家に遊びに行くと、必ずお小遣いをもらっていました。
そんな事をふと思い出したので、試しに我が家の大蔵大臣に聞いてみました。
お盆だし、ロッド買っていい?
はぁ??いくら??
カヤック用にクロスミッションXRが欲しいから、3万円!
ダメ!
てか、そんな高いのいつも使ってるの?
……。
じゃあ、1万5千円なら?
それくらいならいいよ!
- 21クロスミッションBB S66ML-S
- 全長1.98m(6.6ft)
- 自重102g
- 餌木60g(MAX)、ジグ80g(MAX)
- 定価18,800円(税込20,680円)
- カヤック用の汎用ロッドとして購入!!
クロスミッションBB S66ML-S
簡単に、私が購入したクロスミッションBB S66ML-Sについてご紹介したいと思います。
用途としては、ティップランエギング・スーパーライトジギング・メタルスッテ等のオフショアのマルチロッドとして、「何にでも使用できるよ」というロッドです!!
大人気モデルであるクロスミッションの廉価版で、実売価格は1万5千円前後。
オフショアゲームでの『とりあえずの1本』や『サブとしてもう1本』など、需要は人それぞれ。
価格的なお求めやすさも相まって、カヤックなどの持ち物に限りがあって更に落水の可能性がある釣りには持ってこいのロッド。
これ1本で本当に何でもできると思います!!
ソリッドティップ、タフテックα
廉価版の安物ロッドとはいえ、最低限の性能に妥協はありません!
何といっても注目なのは、タフテックαを搭載している事。
これは、上位モデルであるクロスミッションや、セフィアSSと同じティップのようです!
しかし残念。
最新技術であるタフッテク∞は非搭載。(22セフィアBBは搭載しているのに…!!)
スパイラルX搭載
廉価版でありながら、堂々のスパイラルXを搭載しています!
これにより、不意の大物にも強い粘りを発揮する事でしょう。
最近のシマノさん、本当に技術の安売りが凄いです…。
スパイラルX、もう研究費回収が済んだんでしょうかね…?w
LDBガイド
兄貴分であるクロスミッションと同様、ガイドにはライン絡みが激減すると噂のLDBガイドを搭載です!
この効果により、ラインふけの出やすい状況でもライン絡みが起きにくく、自由の利かないカヤック上でも安心した釣りができると思います!
バランス(C3000装着)
最も多くの組み合わせになるであろう、20ヴァンフォードC3000SHDとのバランスを確認してみました。
殆どリールフットに重心が来ており、これ以上求める事は何もありません!w
もはや完璧でしょう!!
私には深いところはよく分かりませんが、アップロックシステムにしたことによりバランスの位置がよくなったようです。
ティップランやSLJなど、シャクリを繰り返すような釣りには最高だと思います!!
クロスミッション・クロスミッションXRとの比較
変則3ピースでよりオールランド性、より本格的に特化したクロスミッションXR。
(ティップスイッチシステムとか、そんなのアリっすか…??)
クロスミッションBBと同じくセンターカット2ピースでありながら、ハイパワーXやci4+、リールシートなど、シマノの技術がふんだんに搭載されているクロスミッション。
これら兄貴分たちと比較すると、流石にかなり見劣りします。
同じところを見つける方が難しい…w
パーツリストを睨めっこしたところ、トップガイドが2機種と全く同じ、LDBガイドがクロスミッションと同じ事が分かりました!!
ガイド、特に先端付近のガイドは、釣りにとって最も重要なパーツの一つ。
トップガイドにはsicリングを搭載、LDBガイドはアルコナイトリング。(XRはここもsicリング)
完全装備のXR、充実装備のノーマル。
そして、最低限の安心感と大満足な価格を兼ね備えたクロスミッションBBといったところでしょうか!!
出雲崎の人工テトラ漁礁に思いを馳せて
前回の記事で、たまたま漁礁の集合地域を発見しました。
あれから、あの漁礁エリアを攻略するにはとずっと考えています。
キジハタ以外、何が釣れるのかも全く分かりませんが、ついつい妄想ばかりが膨らんできます。
事実として、テトラポットを意図的に積み重ねた構造物が点在しているのは事実です。
そして、そこにキジハタが住み着いているのも事実です。
今、カヤック用のロッドとしてはスピニングもベイトもどちらもバスロッドを流用しています。
今のところ、グリップエンドが短いくらいでそれほど不満委は思っておりませんでした。
しかし!!
やはりあの漁礁が気になります。
様々な妄想に妄想を重ねた結果、このクロスミッションBBが今の私に必要なロッドであるという結論に至りました!!
安さも魅力なクロスミッションBBモデル。
万が一沈したとしても、そのダメージは最小限にとどまります。(いや、絶対立ち直れないくらいに凹むだろうが…)
メインはティップランエギング!!
当初から、カヤックフィッシングではアオリイカを狙う構想はありました。
そして、手持ちのロッドではティップランエギングを行うことが不可能なことも分かっていました。
だから、今回買ったクロスミッションBBのメインターゲットはアオリイカです。
アオリイカが釣れないなら、このロッドを買うメリットはありません!
ティップラン用の専用ロッドでも良いと思っていましたが、そこら辺はメーカーの戦略(汎用性)に踊らされてしまいました。
正直、ティップラン専用ロッドとの違いなんて全然分かりません!
ティップランなんてしたこともありませんし、そもそも『ティップラン(TR)』という言葉すら、最近覚えたようなものです!
しかし、どう考えてもティップランロッドに汎用性を持たせた様なロッド。
この仕様でアオリが釣れないなら、それはきっと腕が悪いだけです。
あの漁礁周り、秋の新子がワラワラと寄ってきている事でしょう。
私はそれを、誰もいない海上で一網打尽にする。
うんうん。
想像するだけでよだれが出ます。
今年の秋は、クロスミッションBBと思い出を作ります!!
ボート落とし込み(カヤック落とし込み)
実は考えていることがあります。
あの漁礁周り、カニを付けた針で落とし込みをやったらどうなるんだろうと。
ヘチ釣りも落とし込みもやった事はありませんが、キジハタがいつも口からカニを吐いている事から、あの一帯はカニがエサになっているはずです。
『どうなるんだろう』と言いましたが、きっとクロダイが釣れると確信しています。(もちろんキジハタも)
クロダイを狙うなら、食い込みに違和感を与えないソリッドティップが絶対条件。
今回買ったクロスミッションBBのタフッテクα(ソリッドティップ)はドンズバではないでしょうか?
ネットで調べてもあんまり情報が出てこない。
やった事無いからどうなるかも分からない。
そもそもクロダイ自体、人生で1匹しか釣ったことない!!
何にも分からない!!
でも、こういうの考えるの楽しいっす!!
スーパーライトジギング(SLJ)
クロスミッションBBの公式サイトにも、SLJは堂々守備範囲と書いてあります。
文句なし、絶対できます!!
漁礁周りは浅いので、20g未満のメタルジグやワームが中心になるかもしれませんが、縦でも横でもそれなりに活躍してくれるのではないでしょうか。
SLJと言っても、恐らく世に出ている一般的なSLJ的な使い方はしないでしょう。
テトラ漁礁周りを攻めるための釣り。
これもやってみないと分かりませんが、シーバスとか釣れてくれないかなと期待しております。
まとめ
ネット用語で『沼』という言葉があります。
何かにハマって抜け出せなくなっている状態を、こう呼ぶらしいです。
それに当てはめると、私の今の状態は紛れもなく『沼』状態。
カヤック沼です。
2022年、カヤックフィッシングという全く新しい釣りを始めました。
今は沼状態でもむしろ当然、いや、逆にここまでハマる事が出来た自分が誇らしいです。
新しいポイントを見つけるだけでもルアーやタックルが増えるのに、新しい釣りなら色々増えるのも当然です。
でも、結果が出なければ意味がありません。
それはただの散財というやつです。
結果が出るまで続ければ、それは失敗ではありません!w
メンタルだけは強い私。
これからも頑張れそうです!!
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