奥歯の歯と歯の隙間。
糸ようじが突然通らなくなった。
通らないというより、糸ようじが途中で切れるようになった。
『虫歯…なんじゃね??』
歯医者さん
実に5年ぶりの歯医者。
私は歯医者嫌いである。
前に行ったのは、まだ中国駐在中の一時帰国の時だった。
現地で食べたローカル飯の中に入っていた石を噛み、歯に穴が空いた時が最後。
その時の詰め物が剥がれたのかと思った。
まずはざっと全体の検診をしてもらい、次にレントゲンを撮った。
歯の隙間、どうやら虫歯ではないようだ。
歯医者さんも何で通らないのか、少々手こずっているようだった。
私の予想通り、恐らく詰め物が剥がれたんだろうという診断をもらった。
次の時は、少し隙間を開けるべく施工をしてもらうように話があった。
『もうひとつ気になるところが!』
歯医者さんが言った。
『ここの奥歯は軽度の虫歯の可能性があります』
私に手鏡を持たせ、とても丁寧に説明をしてくれた。
どうやら、緊急性は低いが虫歯の可能性が高い。
行く行くは治療していきましょう、という話だった。
累計で10分くらい大きく口を開けていただろうか。
その時、私は右の顎に何やら違和感を覚えた。
『…コリッ……』
一通りの説明が終わった。
『はい、良いですよ。うがいしてください!』
私はうがいをしようとコップを手に取った時、自分の身に起こっている重大な出来事を把握した。
私『ふひあはん、あほはほほはははんへふへほ…(すみません、顎が戻らないんですけど…)』
医者『顎が外れてしましたか。頭を後ろにつけて力抜いてください』
医者『はい、強く噛んで!!』
『グキゴキボキ!!』
治った!!でも、顎が超痛い。。。。
私『これ、再発したらどうするんですか…??(涙目)』
医者『奥歯に親指を当てて…』
歯医者さんの指示通りにやってみたら、また顎が外れた……
『グキゴキボキ!!』
私『もう、嫌なんですけど……(涙声)』
医者『今は安静にしましょう!!絶対安静です。痛みは暫くすれば取れます』
最後に
人生で初めて顎が外れました。
顎関節脱臼という大怪我です。
痛いのは勿論、顎が閉じない絶望と治る時の音は、私に耐え難い激しいトラウマと恐怖心を植え付けました。
もう二度と、顎を外したくありません。
完治するまで4週間くらいかかるみたいです。
それまでに顎がまた外れてしまうと、癖になる可能性もあるとか…。
そして、顎が外れる最大の敵は『あくび』です。。。
私は釣りに行く時間は夜中か早朝です。
つまり、間違いなく寝不足になります。
この寝不足は、間違いなく『あくび』を招きます…
あくびは怖い。
もう、嫌だぁ……(号泣)
ということで、しばらくの間治療に専念することにします。
はぁ~~。。。
あくびが怖い……
もう、嫌だぁ……(号泣2回目)
コメント
コメント一覧 (2件)
体が資本です。
しっかり治して戻って来てください。
私は待ってます!
ジンさん
ありがとうございます。
顎外れがこんなに辛いとは夢にも思っていませんでした。。。
しかし、最早病気でしょうか。
周囲の人にこの事を話すと、漏れなく爆笑をさらえます。
ネタになるので、ある意味美味しいって感じてしまいます。
そんな自分も嫌いじゃないです。